#29 酒と肴あいおい
舞茸と鰯の紫蘇巻き天ぷら盛合せ
いけす割烹で腕を磨いた店主の和食に注目
いけす割烹で腕を磨いた店主の和食に注目
中山 洋一
秋の香りの舞茸と、脂がのった鰯を天ぷらにすることによって、舞茸の香りをとじこめ、鰯をふっくら仕上げます。カラッと揚げたてアツアツの天ぷらはコクのあるエビスビールを更に引き立てます。エビスビールが進む逸品です。
ヱビスビール × 舞茸と鰯の紫蘇巻き天ぷら盛合せ = 1,000円
2019年5月に広尾より移転してきた恵比寿郵便局の交差点の老舗蕎麦屋「清月」の2階にある和食のお店「あいおい」。店主は元々「いけす割烹」で腕を振るった料理人。今回の出品料理は秋の香り漂う「天ぷら」。逸品グランプリでは初めての「天ぷら」ではないでしょうか?やはりこのアツアツの天ぷらを頬張りながらキンキンに冷えたヱビスの樽生でクイッと行くのが乙な大人の贅沢。ヒマラヤ岩塩をちょこっとアクセントにつけて噛みしめれば脂ののった鰯の穂のかな風味がヱビスにぴったり。