工藤 真緒 氏 佐々木 梓 氏
ビールに合わせるために、パクチーを使ったケサディージャを考案しました。タコミートとハラペーニョでスパイシーさを、そして、チーズにはモッツァレラ、ステッペン、チェダー、ゴーダの4種類のチーズを使いました。パクチーは千葉の契約農家が有機栽培で育てているもので、スジっぽくなく、繊維質が残らないため、葉から茎、根まで食べ、残すところはありません。パクチーの風味や、食感を感じてもらうために、極力味付けは優しくしてあります。パクチー大好き、という方はもちろん、ちょっと苦手、という方にもぜひ食べてほしいです!
ヱビスビール × タコミートとハラペーニョのケサディージャ = 1,000円
ふたつに割られたケサディージャの中には緑の葉がぎっしり。もちろん、すべてパクチーでございます。さらにはそれを支えるように、料理の下に敷き詰められたパクチー。とにかく何も考えず、素手で持ち上げ口に。ん?さわやか、そしてスパイシーさも。想像していた「青臭さ」のようなものはなく、さわやかなパクチーの風味、そしてタコミートとハラペーニョのスパイシーさが後からくる。さらに4種のチーズが使われているそうで、コクも感じられる。パクチーの葉や茎のザクッザクッという食感の変化もあり、つねにパクチーがいる感じ。それが実に心地よい。コレを左手に、ビールを右手に装備したら最強なんじゃないのか!?気づくと、皿に残ったパクチーを無心でつまんでいました。