#20 ビストロ パクチーズ

タコミートとハラペーニョのケサディージャ

昨年、惜しまれながら閉店した「17番」が、改装しリニューアルしたお店で、「パクチー」を軸とした料理を提供する「ビストロパクチーズ」。17番で人気だった「パクチーPizza」を原型に、「パクチー」がすべての料理に盛り込まれる専門店に。メニューを見ると、豚の角煮、ペペロンチーノなどといった、「え、これにパクチーを?」と疑いたくなるような料理が並んでいる。千葉の契約農家の有機栽培のパクチーを使用しており、それを活かすために、料理をつくっているというから、まさに「パクチーによる、パクチーのための、パクチーのお店」ということになる。さて、今回はヱビスビールに合わせるために、南米のソウルフード「ケサディージャ」を出品。もちろん気になる、パクチーのインパクト。いかに。

CHEFS RECOMMENDS

工藤 真緒 氏 佐々木 梓 氏

ビールに合わせるために、パクチーを使ったケサディージャを考案しました。タコミートとハラペーニョでスパイシーさを、そして、チーズにはモッツァレラ、ステッペン、チェダー、ゴーダの4種類のチーズを使いました。パクチーは千葉の契約農家が有機栽培で育てているもので、スジっぽくなく、繊維質が残らないため、葉から茎、根まで食べ、残すところはありません。パクチーの風味や、食感を感じてもらうために、極力味付けは優しくしてあります。パクチー大好き、という方はもちろん、ちょっと苦手、という方にもぜひ食べてほしいです!

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ヱビスビール × タコミートとハラペーニョのケサディージャ = 1,000円

ふたつに割られたケサディージャの中には緑の葉がぎっしり。もちろん、すべてパクチーでございます。さらにはそれを支えるように、料理の下に敷き詰められたパクチー。とにかく何も考えず、素手で持ち上げ口に。ん?さわやか、そしてスパイシーさも。想像していた「青臭さ」のようなものはなく、さわやかなパクチーの風味、そしてタコミートとハラペーニョのスパイシーさが後からくる。さらに4種のチーズが使われているそうで、コクも感じられる。パクチーの葉や茎のザクッザクッという食感の変化もあり、つねにパクチーがいる感じ。それが実に心地よい。コレを左手に、ビールを右手に装備したら最強なんじゃないのか!?気づくと、皿に残ったパクチーを無心でつまんでいました。

INFO

tel
03-3711-5080
住所
東京都渋谷区恵比寿南2-3-13 山燃ビル B1F
営業日
18:00~23:30
定休日
日曜日