前納和樹 氏
「ミモレットと玉葱のハムカツ」ミモレットチーズの濃厚な味わいと、エビスビールのコクと旨みに相性が非常に良い アクセントに玉葱を加える事で食感と甘みで濃厚だが飽きのこない味わいです「粒マスタードのハムカツ」夏の暑さで懸念しがちな揚げ物…油を吸ったパン粉が冷めた時でも、粒マスタードの酸味でサッパリと最後まで美味しく食べて貰える今回、提供する量を考えた時に 1つはチーズと玉葱、ハムの甘味でヱビスを楽しんで頂けるようになっているので、もう1つは香りが強かったり、刺激が強いものだとミモレットと玉葱の優しく濃厚な味わいが生かされないので 、同じ優しさで甘さではなく酸味と嫌らしく主張しない香りで、最後まで飽ずに、ヱビスと2種類のハムカツを楽しんで貰いたい3種類が口のなかで一緒になったとしても1つの料理として完成する立ち飲みのバルでハムカツという意外性も面白いと思いハムカツにしました。
ヱビスビール × 恵比寿Q風ハムカツ = 1,000円
一言でいうと「オシャレなハムカツ」。夕時に肉屋で母親が買ってくるハムカツとは全く違うシャレオツなハムカツ。一つはミモレットと玉葱がローストされた物が挟まったハムカツ。通常ミモレットはハードな状態で食べるのだがこれが溶けると旨いのなんの。ヱビスビールのほのかに甘いコクとこの玉葱の甘さとミモレットの濃厚さがよく合う。そして粒マスタードのハムカツはピリッとまた舌を刺激してくれて洗い流すようにヱビスを流し込み、またミモレットと玉葱の暖かい家庭的な家に戻っていくような家出少年の気分が味わえる逸品(どんな味?)